2009-03-24

『知的生産の技術』

知的生産の技術 (岩波新書)知的生産の技術 (岩波新書)
梅棹 忠夫


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内容(「BOOK」データベースより)
学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。


梅棹忠夫(うめさお・ただお)さんの本を読みました。
これはすばらしい!!
わたしたちのように、頭脳労働をしている人は
必読の本でした。

梅棹先生は、この本で、アイデアのストック法を
たいへん分かりやすく解説しておられます。
そうしたストックを通して、
将来的に新たなアイデアの創出に活かす、
そういった方法をまとめて「知的生産の技術」として
紹介しています。

この本が書かれたのは1969年とずいぶん昔ですが
いまでも活用できる実践的な「知的生産の技術」が
たくさんのっていました。

梅棹先生はカードの活用を説いておられますが、
いまならブログなどで応用できるのではないでしょうか。
自分がピンときたことを文章にまとめておき、
ストックしておいて後日活用する。
情報の放出→集約→分類。
このプロセスが、のちのち大きな財産になる。

このブログでも、どしどしこれを
取り入れて、日々の発見を書き留めていきたいです。

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