2009-07-21

『あたらしい教科書 住まい』

住まい (あたらしい教科書 10)住まい (あたらしい教科書 10)
萩原 修

プチグラパブリッシング 2006-11-01
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あたらしい教科書シリーズの住まいを読みました。
これはいい本。


住宅ローンの組み方とかリフォームの仕方とか
そういった具体例はあんまりありません。
むしろ「そもそも住まいとは何か?」と
問いかけるような印象。

この構成がGood。
いま自分も家を買おうと思っていますが
その前にこの本を読んでよかったです。

この本を読んで、いままで自分が常識に
とらわれすぎていたことに気づきました。
家を買ったからといって、ずっと住むとは限らない。
10年単位で、そのときどきにリフォームするなりすればよい。
決め決めにしすぎても、人生何が起こるかわからないし。


そして、当たり前だけど大切なことも
しっかり書いていてくれる本。
「家具は使わなければ粗大ごみ」
「リビングは、(家族が)恥ずかしいくらいデレデレするところ」
「どんな家具がほしいかより、どんな暮らしがしたいかが大切」
などなど、ああそうだなあと思わせてくれる名言がいっぱいでした。

あと、自分のためにメモっておきたいこと。
本書で紹介されていた建築家清家清さんのご意見。
「適切な床面積は家族の年齢を足した数と同じ」。
なるほど。


家について考えている人にぜひ読んでほしいです。

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