2011-10-12

「青い犬の目―死をめぐる11の短篇」ガルシア=マルケス

青い犬の目―死をめぐる11の短篇 (福武文庫)青い犬の目―死をめぐる11の短篇 (福武文庫)
ガルシア マルケス Garcia Marquez

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ガルシア・マルケスの短編集を読みました。

戦後まもなくから、1950年すぎくらいの初期作品。

ガルシア・マルケスの作品はどれもツボでしたが、これもそう。
荒さ、わかりづらさを感じる作品もありましたが、
その表現力に脱帽。
この作品集は死にまつわるものを集めています。
どれも暗い、陰鬱な小説。だがそれがいい。


なぜこんなに自分が、ガルシア・マルケスにはまるのか、考えてみたら、
彼の作品は文章でしか表現できない世界が築かれているから。
映画とも違う、心象を表現した作品が多く、しかも暗い。
その独自性にひかれているのだと思います。

読んでいるだけで、意識が遠のくような
感覚が味わえる小説。別世界にトリップできます。
ここではない、どこかに連れて行かれる感じ。
江戸川乱歩や谷崎潤一郎、カレル・チャペックも
同じ感覚を味わわせてくれる作家です。
こういうツボな作家が見つかるから、読書はやめられない。

こちらにも同様の内容が収録されています。
落葉 他12篇落葉 他12篇
ガブリエル・ガルシア=マルケス 高見 英一 他

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